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【実機レビュー】SOUNDPEATS Air4 Proはコスパ最強?ノイキャン性能と音質を徹底評価
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【実機レビュー】SOUNDPEATS Air4 Proはコスパ最強?ノイキャン性能と音質を徹底評価
完全ワイヤレスイヤホン市場において、「安くて良いもの」を探し求めている方は多いのではないでしょうか?特に1万円以下の価格帯は激戦区であり、毎月のように新製品が登場しています。
今回は、コスパの高さで定評のあるSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から発売された話題作、**「SOUNDPEATS Air4 Pro」**を実機レビューします。「VGP 2024」でも金賞とコスパ大賞をダブル受賞したこのモデル、果たしてその評判は本物なのでしょうか?
ノイズキャンセリング性能、音質、装着感、そして使い勝手まで、徹底的に使い込んで分析しました。
SOUNDPEATS Air4 Proの製品概要と主な特徴
まずは、SOUNDPEATS Air4 Proのスペックと注目すべき機能について解説します。この価格帯(通常価格8,000円台)でこれだけの機能を詰め込んでいるのは驚異的と言えます。
主なスペック
- ドライバー: 13mm大口径ダイナミックドライバー
- 通信規格: Bluetooth 5.3
- 対応コーデック: SBC, AAC, aptX Classic, aptX Lossless, aptX Adaptive
- ノイズキャンセリング: アダプティブアクティブノイズキャンセリング(最大-45dB)
- 再生時間: イヤホン単体最大6.5時間 / ケース込み最大26時間
- 防水性能: IPX4
- マルチポイント接続: 対応
最大のウリは「aptX Lossless」と「マルチポイント」
このモデルの最大の特長は、Qualcommの最先端チップ「QCC3071」を搭載している点です。これにより、CD音質をロスレスで伝送できる**「aptX Lossless」**に対応しています。対応するAndroidスマートフォンが必要ですが、ワイヤレスでも有線に迫る高音質を楽しめるのは大きな魅力です。
また、ビジネスパーソンに必須の**「マルチポイント接続」**にもしっかり対応。PCとスマホを同時に接続し、着信があった方へ自動で切り替わるといった使い方が可能です。
詳細分析:実機を使って分かった実力
ここからは、実際に数週間使用してみた感想を詳細にレポートします。
1. 音質評価:13mmドライバーの迫力と繊細さ
一聴して感じるのは、**「解像度の高さ」と「バランスの良さ」**です。13mmという大型のダイナミックドライバーを搭載しているため、低音域の量感は十分ですが、決してブーミーになりすぎず、タイトでキレがあります。
中高音域は非常にクリアで、ボーカルの声が近くに感じられます。特にaptX AdaptiveやLosslessで接続した際の音の粒立ちは素晴らしく、ハイハットの余韻やギターの弦の響きまで綺麗に再現されています。J-POPやロック、EDMとの相性は抜群です。
2. ノイズキャンセリング性能
「最大-45dB」を謳うハイブリッド方式のアダプティブノイズキャンセリングですが、実力は価格以上です。
電車の中やカフェでの検証を行いましたが、低周波の走行音や空調の音は「フッ」と消え去ります。人の話し声や高音の突発音は完全に消えるわけではありませんが、音楽を流してしまえば全く気にならないレベルまで低減されます。2〜3万円クラスのハイエンド機と比較すれば劣りますが、アンダー1万円クラスとしてはトップレベルの静寂性を提供してくれます。
3. デザインと装着感
イヤホン本体はスティック型で、耳への収まりが良い形状です。片耳約4gと非常に軽量で、長時間つけていても耳が痛くなりにくい設計になっています。ケースの質感もマット仕上げにラメが入ったような高級感があり、指紋が目立ちにくいのも好印象です。
4. 通話品質
AptX Voiceに対応しており、通話品質もクリアです。cVcノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音を抑えて自分の声を相手に届けてくれます。Web会議やテレワークでの使用にも十分耐えうる品質です。
メリットとデメリット
購入を検討する上で知っておくべき良い点と悪い点をまとめます。
メリット(良かった点)
- 圧倒的なコストパフォーマンス: この価格で全部入りのスペック。
- 音質が良い: aptX Lossless対応で、同価格帯では頭一つ抜けている。
- マルチポイント対応: 2台同時接続は日常使いで非常に便利。
- 装着センサー搭載: 耳から外すと音楽が止まる機能は便利。
- 専用アプリ: EQカスタマイズやファームウェア更新が簡単。
デメリット(気になった点)
- ワイヤレス充電非対応: ケースはUSB-C充電のみ。
- タッチ操作の感度: たまに誤操作することがある(慣れが必要)。
- 風切り音: 強風時にはANCモードだと少し風切り音を拾うことがある(風切り音低減モードで改善可能)。
代替製品との比較・競合モデル
SOUNDPEATS Air4 Proのライバルとなるのは、Ankerの「Soundcore Liberty 4 NC」やEarFunの「EarFun Air Pro 3」あたりでしょう。
- Anker Soundcore Liberty 4 NC: ノイズキャンセリング性能はAnkerの方がやや強力ですが、音質の自然さや解像度ではSOUNDPEATSに軍配が上がると感じました。
- EarFun Air Pro 3: こちらもコスパの名機ですが、Air4 Proの方が装着感が軽く、中高音のクリアさが際立っています。
もし、予算や重視するポイント(例えばブランドや特定の機能)が異なる場合は、他のモデルも比較検討することをおすすめします。
イヤホンの種類は膨大ですので、自分にぴったりの一台を見つけるために、ぜひ以下の総合ランキングも参考にしてください。
最終評価:結論と推奨
SOUNDPEATS Air4 Proは「買い」か?
結論から言えば、**「予算1万円以下で音質と機能性を妥協したくないなら、間違いなく買い」**です。
特にAndroidユーザーでaptX系のコーデックを使える環境にある方にとっては、この価格でこの音質体験ができるのは破格と言えます。通勤・通学のノイズを消したい、でも音質もこだわりたい、そして仕事でも使いたいという欲張りなニーズを、高い次元で満たしてくれる一台です。
初めてのノイズキャンセリングイヤホンとしても、サブ機としても、自信を持っておすすめできる完成度の高いプロダクトです。
ぜひ、この静寂と高音質を体験してみてください。